想像を超えた暑さが続いています。

2023.07.25

想像を超えた暑さが続いています。

過日、大阪から水子供養へお越し下さった女性の驚きの声が頭から離れません。京都の暑さは「どれ程何ですかね」と空を見上げてつぶやかれました。

確かにその日は祇園祭りが終わり、完全に梅雨明けの天気で、朝からグングンと温度がうなぎ上り、しかも、梅雨明けとはいえ京都独特の「湿度の高いジメジメ」がおまけでくっいています。

彼女の「嘆き」が身に染みる程の暑い日となりました。

このような中で行われた祇園祭り、そして、そのお祭りを見物にお越しになられた皆さん、凄いです。

あまり大きな事故、混乱は無く無事に終わったようですので、良かったです。

それでも、後祭りにも、この暑さの中、多くのお方がお越しのようです。

熱中症には十分にお気を付け下さい。

さて、且つて、お寺の行事を致しますと、お越しの檀家さんが夏によくお口になされる言葉に「お寺は戸を開け放つと涼しいですよね」というお言葉。

一体、何時ごろから、このお言葉を聞くことが出来なくなったか、既に記憶にありません。

扇風機はともかく、本堂に「エアコン」を用意致すことになろうとは全く思っていない時期がありました。

今は、扇風機、エアコンが無ければとても過ごせません。

本堂を全開に致し、蝉の声と共にお勤めを致したことが今は昔です。

水子供養へお越しの女性のお方とご一緒に本堂へ入りますと、少し前からエアコンのスイッチを入れておりましたので、入った瞬間に「ああ、涼しい」という言葉がお相手と共に口をついて出ました。

続いてまいりました、蓮華堂でも同じように、お参りにお越しのどなた様かがお堂のエアコンをつけたままになされていたので、やはり「ほっと」出来ました。

常には、エアコンを含め、電気の節約を皆さんにお願い致しておりますが、そのことから「目を意識的に反らしてしまいました」。

この暑さはいろいろな、今までの世間の有り様を変えていっています。

この先、何処までこの温度上昇が続き、世の中の有り様が如何に変わって行くか想像もつきませんよねと、女性と会話いたし、帰路に十分に御注意頂き、お帰り下さいます様お伝えいたし、お別れを致しました。

部屋に戻り、衣と着物を脱ぎますと、下着は「どぼどぼ」、白衣と襦袢も汗まみれです。

急いで洗濯機に放り込むこととなりました。

そうです、もう半月もせずにお盆のお参りです、その時期を考えましたら、それこそ暑いのに鳥肌ものの恐怖です。

家内とこの暑さを話し、今年のお盆は首に巻く暑さ対策のグッズ、コマーシャルの「OS1」の携行は忘れることは出来ぬねとなりました。

若い皆さんもこの暑さを侮ってはいけませんよ、本当に、油断なく御注意の上、日々をお過ごし下さい。

お施餓鬼法要が近づいてまいりました。

先日、ご案内の8月1日、8月2日、共に11時からの施餓鬼法要が近づいてまいりました。

水子供養へお越しのご縁の皆さんにもお越し頂きたくご案内を致しました。

皆さんがお思いのような「敷居」の高い行事では決してありません。

出席をお考えで、段取りが良く解らないお方様はくれぐれもご遠慮なくお問合せ下さい。

暑い時期の行事ですので、少し躊躇もあろうかとは思いますが、お亡くなりの大事な赤ちゃんへの良きお供養となります。

是非、ご検討下さい。合掌