京都東福寺霊源院の水子供養ブログ

蓮華堂のエアコンが生き返り、「ぴかぴか」になりました。

皆さんの大切なお亡くなりの赤ちゃんのお供養を本堂にてご回向の後は、山門右の蓮華堂で皆さんの赤ちゃんをお守り致しています。

月に一度、地蔵尊の「縁日」の23日には、石の地蔵尊、永代供養の地蔵尊の回向を私が、立ち合いは無しでお勤め致しています。

引き続き、釘掛け供養の地蔵尊へも、各ブロックを周り乍ら懇ろにご回向を致しております。

釘掛け供養に関しましては、一年間、お堂にてお守り致していますが、一度でお供養を終りになさる方もおられますがが、最近は継続供養にて、毎年にお供養へお越しになるお方が随分と多くになりました。

永代供養、釘掛け供養の区別なく、どなたもご自身方の地蔵尊へ、「暑い」、「寒」いの日々、そして、雨、風さえも苦になさらづお参りへお越しです。

それでも、暑い時は扇風機、エアコンが蓮華堂の中で動いている時が多く、冬の寒い時も又、同様によく動いています。

電気ストーブも冬は用意致しますが、愈々寒くなりますと、ストーブ、エアコン共に稼働致すことが多くなります。

その「エアコン」ですが設置いたし１０年を超えています、皆さんがお供え致しますお線香の煙で、外見は黄色くなり、温める力、冷たくする力もこのところめっきりと弱くなっており、そろそろ入れ替えかなと思っていました。

そんな時に、過日ご報告申し上げましたが地蔵尊を奉安なされているお方からエアコンのメンテナンス、掃除を懇志で致しますとのお申し出を頂きました。

有難くお願い致し、後日に日程調整の上実行致しますということになりました。

そして、先日に掃除を実際に行って頂く日の連絡を頂戴致しました。

しかも、３時間弱かかるので、お参りの皆さんの迷惑になってはいけないということでわざわざ、早朝の早い時間に行って下さるとの連絡を頂きました。

当日、朝の早い時間にお越しになり、礼儀正しいご挨拶の後、早速に作業に掛かって下さいました。

２時間半以上の時間を掛けて、作業下さり、終了の報告を頂き、確認を下さいとのことで、共に蓮華堂へ参り、エアコンを見ますと「真っ白なエアコンの姿」、試し運転から出ている「暖気」さえも清々しい空気になっていました。

何度も、お礼を申し上げ、感謝の心を伝えさせて頂きました。

更には、自分の地蔵尊がこのお堂にある間は、意識致し、エアコンの管理をして下さるとのお申し出迄頂きました。

あまり甘えることも出来ませんが、水子供養のご縁の繋がりで頂戴致す、ご厚志の有難さを身に染みて感じる出来事となりました。

蓮華堂に帰って来られる、赤ちゃん方も、綺麗な空気に喜んで下さっていることは間違いありません。

徳を積むという事。

お亡くなりの故人、赤ちゃんは「善行」を積み、徳を積みたいと思ってもそれが叶いません。

その為、元気に暮らさせて頂いている私たちが故人、お亡くなりの赤ちゃんに代わって「徳を積む」ということが大事になります。

他人のお手伝いを致すことから始まり、身の回りには「徳を積む」材料が沢山あります。

積み上げた徳を故人、赤ちゃんへ廻らすためにも、小さいことからで良いと思います。

是非、「徳を積む」ということを、頭に置いておきたいと思います。

東福寺の紅葉。

秋の紅葉のシーズンも愈々、佳境を迎えました。

本山通天橋の紅葉も、もちろん綺麗ですが、霊源院の紅葉も負けづに綺麗に染まっています。

今月の１８日～３０日迄は、霊源院の客殿で秋の特別御朱印授与を致しています。

女性陣が御用意下さる、温かい「今日番茶」を飲みながらの紅葉の鑑賞はお越し下さっている皆さんから、大好評を頂いています。

蓮華堂のお参りの帰りには是非、お立ち寄り下さい。合掌