みんなの花壇

2022.04.13

京都東福寺霊源院の水子供養

本当の意味で、みんなの花壇になりました

今日は平日ですが、蓮華堂へお参りの皆さんは間断なくお越しになってます。

お一人でお越しの方が多いですが、ご家族連れやカップルなど多くの皆さんがお参りをされていました。

私も掃き掃除を致しておりましたので、声を掛けていただいて世間話も少しさせて頂きました。

蓮華堂の隣りには、みんなの花壇があります。

蓮華堂の北側が暗い雰囲気でしたので、寺と皆さんが協力してお庭を明るくしようという新たな試みからできた花壇です。

お子さん達にも花を植えていただきたく、ゾウさんの形のジョウロを用意したりしました。

みんなの花壇ができたばかりの最初の頃は、供花用の切り花を土に刺すなど戸惑う人もおられたようでした。

花を植えていただく人も少なく、閑散とした雰囲気が続きましたので、花屋さんにポットの花を2ケース用意していただいて置いていた時もありました。

今では、沢山の皆さんにご利用いただき、寒く花の少ない時期でも花壇から花が無くなることがありません。

霊源院の水子供養の御堂にある花壇

整然と花を植えていただいていますので、とてもキレイです。

時々、家族連れの小さなお子さんがご両親と共に、ゾウさんのジョロで水をあげている姿を拝見いたします。

私が水撒きを致す必要はここの所全くありません。

更には雑草さえも抜いて下さっています。

この花壇はご自身方のお亡くなりの赤ちゃんと共にあるという想いがあるからこそ、誰かに言われづとも良い状態を保ちたいとの皆さんの気持が今の花壇を守っているようです。

東福寺霊源院のおさすり地蔵さんの供えられた花

そして、花壇のみでなく、蓮華堂、絆縁堂共にお参りの皆さんが「私たちのお堂」と心から思って下さっているので、堂内が綺麗に保たれ、お線香、マッチ、ライターも切れることなくご寄付頂けて足りていると考えております。

サインペンなど有れば便利、必要と思われるものが、どなたかのお気遣いにて備えられているのです。

皆さんから「この私たちのお寺」と思って頂けるように、これからも工夫をして参ります。

ご意見など備え付けのアンケートでお知らせいただければと思います。

嬉しいお言葉も頂く機会が増えました

蓮華堂、絆縁堂前にて掃除を致しておりますと先に申し上げましたようにお参りの皆さんとお会い頂く機会が多いです。

その時に挨拶は当然にお互いに致しますが、その後に「何時もお世話になり有り難う御座います」とのお言葉を付け添えて頂くことが増えました。

男性、女性に関係なく頂戴致します。

これは偏に継続更新のお供養をなさる方が増えたこと、そして気持ちよく御参りを頂いているからだと思います。

お堂をお守り致し、水子供養の皆さんとご縁が繋げて本当に良かったと思う瞬間です。

懇意にさせて頂いている大阪からお参りのお方様、毎年東京から継続におこしのお方様方とは本当に長い時間お話をさせて頂けます。

水子供養を始めたころには思いも致しませんでしたが、最近は本当に多くの皆さんが気軽にお声掛け下さいます。

何卒、これからも宜しく気軽にお声掛け下さい。合掌