一雨ごとに暖かくなって行くのでしょうか。

2024.02.25

一雨ごとに暖かくなって行くのでしょうか。

三連休の最終日、京都は「シビシビ」という言葉がぴったりの冷たい雨降りの朝となりました。

昨年から雨が少なく庭木への影響を心配を致している身としては有難い雨ですが、寒さはやはり堪えます。

蓮華堂前の池の金魚はここの所、寒さにも関わらず、元気に泳いでいます。

お堂のお線香を補充にと、玄関を開けますと、お母さんとお子さんが池を覗きこんでおられます。

ご挨拶を致しますと、「何時もお世話になっております」とご丁寧な挨拶を頂きました。

お子さんが熱心に金魚を見つめる横で、お母さんが優しく微笑む姿を拝見致しますと、皆さんがお参りにお越しのお堂、そして、それに関わる設備をお守り致すことの喜びを何度も申し上げますが、深く感じる所です。

今日は春の先駆けの冷たい雨の一日になるようですが、これから先に降ります雨は「一雨ごとに」きっと、暖かい、優しい春を引き寄せる雨となるのではないでしょうか。

その先には、楽しみな「桜」も待っています。

暖かな春の到来と共に、能登地震で辛い想いの皆さんが少しずつ元気になられ、以前の穏やかな生活を取り戻して頂くことを切に願います。

神様の祠(ほこら)が移動致します。

水子供養にお越しの皆さんはお気づきではないと思いますが、霊源院はお寺ですが、神様の祠もお祀り致しています。

明治期までの神仏混交の流れと、ご本尊をお祀り致す本堂の「守護」を願ってのことかと思います。

本堂の東にお祀り致しておりましたが、今回その前の庭を造り直しています、この機会に本堂の西側へ移動頂き、本堂へお参りの皆さんんが、此方の神様へもお参り頂けます様に致します。

「稲荷神社から授かったと思われます、(木之高明神)」が祀られています。

庭の完成と共に、3月中旬からは皆様にお参り頂けることとなります。

ご本尊様へお参りの後は、皆様の様々な想いを祈願頂けたらと願っております。

それと共に、多くの皆さんに新しく完成致しましたお庭を新緑と共にご覧頂き、安らぎを感じて下さりたく此方も又、願っております。

皆さんがお供養へお越しの時に通ります客殿からの見学となります。

中へお入り頂かなくてはなりませんが、ご遠慮なく「庭を見させていただきたいです」とお伝え下さい。

皆さんのお越しを楽しみにお待ち致しております。

2月も残す所僅かとなりました、日の経つ早さは辛いですが、春を待つ穏やかな気持ちと共に3月を迎えたいと思います。

只、寒さはまだまだ暫く続くようです、コロナを含め、体調には十分に注意致したいですね。合掌