法要での般若心経の黙誦

2022.03.24

法要での般若心経の唱和と黙誦

法要の時の般若心経の黙誦「もくじゅ」(目で御経を追い読むこと)について説明させていただきます。

霊源院の水子供養では、先ずは本堂でご回向を致します。

その後に蓮華堂でご回向という流れになります。

本堂では、ご本尊様へ「どうか亡くなった赤ちゃんをお守り下さい」という願いを届けるために般若心経を読誦致します。

最近は、水子供養へお越しの皆さんに経本を手に取って頂きご一緒に読んでいただいております。

本当は皆さん一緒にも唱和していただきたいのですが、唱和されるのが難しい方には、お経の字面を目で追って下さいとお願い致しています。

これが、黙誦(もくじゅ)です。

皆さんへご一緒にとお伝え致しますと、どなたも一心に経本へ目を落として下さいます。

これも又、亡き赤ちゃんへの何よりの供養となっていると思います。

供養へお越しの節には、ご一緒に般若心経をご唱和いただくか、心を込めて黙誦をなさってください。

水温む季節

10日ほど前の汗ばむ温度の日々を思いますと、ここ数日は春先の寒さが戻り、肌寒い気候が続いています。

しかし、昨日にてお彼岸も終わりましたのでこれからはいよいよ春の到来です。

昨日、蓮華堂前の池をかわいらしい女の子とご両親が指さしをしてらっしゃいました。

何かありますか?とお尋ねいたしました。

金魚が沢山いて、子供が喜んでいますとのお返事。

愈々、水温む季節の到来を実感致す景色です。

そういえば、霊源院の境内も桜こそまだですが、本堂東の庭のハクモクレンが夜でも白く浮きあがり見えるほどに満開です。

霊源院の庭のモクレン

紅梅、馬酔木の花、沈丁花と満開です。

霊源院の庭の梅の花

水子供養にお越しの節には、金魚にお会い頂き庭の花を堪能頂けましたらと存じます。

モミジの天ぷら

大阪のお方から美味しく珍しいモミジの天ぷらを頂戴いたしました。

紅葉の天ぷら

天ぷらと申しましても紅葉の葉を普通の天ぷらのように揚げている所謂、ご飯のおかずではなく上品にほんのり甘い揚げ菓子です。

口の中で紅葉の葉と共にほの甘く広がります。

大阪の箕面市(みのおし)の名物菓子とのことでした。

美味しくて一気に食べきってしまいました。

箕面市へお越しの節には召し上がってみて下さい。

願いが届きますように

ヨーロッパで続く戦争の辛いニュ-スが続いています。

現地の人々の辛さは想像できないくらい大変かと思います。

本堂でお勤めの時に平和が早く気ます様に、願いを込めてお勤め致しております。

蓮華堂へ御参りの皆さんも、亡き赤ちゃんのご冥福をお祈り頂きますと共に、ご本尊のお地蔵さまには平和が来ますことを祈願頂けましたらと願います。合掌